ご覧いただきましてありがとうございます。
今回の内容はステアリングおすすめでも
少しお伝えしたステアリングコントローラー史上
もっともコストパフォーマンスに優れている
Logicool G27を現在でも使用している方や
私のようにMODを活用して長く使っている方もいると思うので
中古品を買ってアップグレードして
使うもの1つの手であるという事で
Logicool G27 ・G29 で使える
Modをご紹介していきたいと思います。
改めてLogicool G27について
ロジクールが販売したステアリンコントローラーです。
古い製品ですが、現在においても
圧倒的なコストパフォーマンスです。
中古品であっても
2万円くらいの価格で取引される商品です。
注目すべき点は
パドルシフト付き900°回転するFFBステアリング
3ペダル、6速ギアシフター
の3点セットとなっており
自宅でレーシングゲームをやる際に
必要な装備がたった1つで揃えられてしまうので
今でも素晴らしい商品であると思います。
そんな、G27ですが後続機のG29が発売されてから
生産終了をしてしましい、中古品しか、適正な値段で販売を
されなくなってしまいました。
私も2つ目のステアリングコントローラーとして
G27を使ってきましたが流石に古すぎることや
ステアリングおすすめでも紹介した
「CSL DD」の登場によって完全な世代交代をしました。
ただ、そんな今でも私はG27のペダルとシフターを
工夫をして使用しているので
ペダルとHシフターのMODを紹介していこうと思います。
ステアリングのアップグレードMOD
G27の純正ステアリングをホンモノのステアリングと
同じ大きさにしたいという方もいるでしょう
そんな方にはこちらがおすすめです。
・3Dプリンター製
ステアリングボス&パドルスペーサー 約3000円
こちらの商品を使うことで実車のステアリングサイズである
32cm~35cmのステアリングを使用することができます。
また、ステアリングだけ大きくしてしまうと
「パドルシフト」に手が届かない問題が発生しますが
こちらの製品はパドルシフトに元からアイている穴を利用して
固定をすることによってちょうどよい位置にパドルシフトを
延長することができます。
今までは金属製で5000円位する商品しかりませんでしたが
3000円ちょっとでパドルシフトも合わせて延長できるので
これ以外に選択肢はありません。
強度についてですが、ステアリングを無理にバタバタ
しない限り破損はしないのですごく良いです。
シフターのアップグレードMOD
まず。G27のシフターの感触はおもちゃ感が強く
節度感はあるにはありますが、カチャカチャする感じです。
ギアを入れ替える際の負荷がどうしても軽めの感触になっています。
今であればゲームセンターにある
「頭文字D Zero」の媒体のものよりも各ギアに入る際の負荷が小さいです。
しかし、そんな問題を解決してくれたのは下記のMODでした。
3D Rap G27 MOD
約4000円

こちらも3Dプリンターで作製されています。
シフターの軸のシャフトの部分に抵抗する部品を取り付けることで
実車のような「ゴクッ」とした感触を再現することができます。
強度に弱いイメージがある3Dプリンターの素材ですが
半年以上使用していますが全く問題なく使用ができています。
その特徴として、可動部分は3Dプリンターの部品を
チューブでつないでスライドさせていますが、
上部のHのシフトゲートの部品はメタルプレートを使用して
最大可動部で3Dプリンター素材の端に正確に止まるようになっている
ため無理な力がかからないので
壊れることもなくスムーズに使用することができます。
私も最初はすぐに稼働分が壊れるかもと心配がありましたが
全く問題はありませんでした。
取り付けも簡単なのですごく良い買い物でした。
こちらの製品はG29から別売となった
「ロジクールシフター」でも使用することができるので
非常におすすめです。
ペダルのアップグレード
ペダルのアップグレード方法には
主に2種類あります。
①ペダルの重さや感触(フィーリング)を変えて
アナログ的に実車に近づける
②ペダルの制御方法やセンサーを変更して電子的な精度を高める
この2種類となります。
①ペダルの重さや感触(フィーリング)を変えて
アナログ的に実車に近づける
この方法は比較的安価で分解スキルもあまり必要ないので
非常に簡単に製品をアップグレードすることができます。
私が使っているのは下記の商品です。
NIXIMブレーキMOD
仕組みとメリット
この商品はブレーキのスプリングと硬いゴムのような素材を
入れることでブレーキを踏む力が必要になるので
踏み込み位置の保持がしやすくなります。
なので結果的にブレーキコントロールが
純正の状態のペダルよりも容易に可能になります。
下記のグラフで純正が青いライン
こちらのMODを入れたときが赤いラインの
負荷グラフです。
導入するデメリット
ペダルの踏む力が必要になるので
しっかり固定をできる環境でないと
ペダルが浮いてしまい意味がありません。
この他に主流になってきた商品がこちらです。
3D Rap BRAKE PEDAL MOD “EXTENDED”
ゴムを入れてフィーリングを良くするものです。
Formula・GT・ラリーとそれぞれ
硬さの異なるラインナップになっているので
興味がありましたら見ていただければと思います。
②ペダルの制御方法やセンサーを変更して電子的な精度を高める
今度はアナログなMODを入れるのではなく
ペダルの制御している方法などを根本から変更して
精度を高める方法をお伝えしていきます。
では、その前に内部構造について説明をします。
G27のペダルの構造を確認する
- 接点製のポテンションメーターを採用してるので
ペダルの踏んだ角度で踏み込み量を認識している - G27本体に接続すると8Bitでペダルの制御をしているので
ゲームやシミュレーターの認識する解像度が
ペダルの踏み込み量を「225段階」で認識しています。
①ポテンショメーターの交換
G27で採用されているポテンショメーターは
接点式といって劣化をするとホコリ等によって
センサーが劣化してペダルが安定しない
「ピクピク現象」というものが起きてしまいます。
それを解消するために
ポテンショメーターを「無接点式」タイプに交換をすることで
この問題から解消されます。
使用する商品はこちらです。
ELV-1605HI
15°の回転角度で最小値・最大値に設定されています。
注文の際に合わせてケーブルも購入しておきましょう。
制御基板を変更して解像度を高めるメリット
また、現在の主流の商品は最低でも10bit(1024段階)
一般的には12ビット(4096段階)となっており
最上位機種では更に上の16bit(65,536段階)となっているので
G27のペダルの純正のセンサー精度では
ペダルコントロールが荒いという状態が起きます。
例えば、10段階ペダルと100段階のベダルでは
自分が1割 踏んだ認識が
10段階のペダルでは「1」と認識され
100段階ではペダルでは「10」と認識されます。
つまり、100段階のペダルでは
1割踏んでいる中でも更に、10段階の制御が可能になるので
より細やかなコントロールをすることができます。
制御基盤をアップグレードする
これはPC専用になりますが制御基盤を変更する方法です。
私はこちらの制御基板を変更して
8Bit認識→12Bit認識に大幅にアップグレードされました。
使用した基盤はこちらです。
BU0836A 12-Bit Joystick Controller 約3,900円
この基盤は6つのアナログ入力
最大32ボタン(うち4ボタンを十字キーステック)
入力を増やすことができます。
使い方はかんたんで
制御基板にG27のポテンションメーターの基盤についている
配線を基盤につないで使用をするだけです。
※32ボタン使用するにはマトリックス配線を行う必要があります。
基盤にはこのような接続ケーブルを使うことで
ペダルのケーブルを切断してハンダ付けをするか
一部皮むきをして巻きつけ、基盤には
プラグを刺すだけで使うことができます。
この基盤変更のデメリット
・PC専用品になってしまうのでPlayStationなどで
使用ができなくなります。
・本体の分解に加えて、配線の接続を行うスキルが必要なので
ハンダ付けや配線を接続することになれていないと難しい
Logicool G27のアップグレードを前提とした 現在の評価
ここまでご覧いただきありがとうございます。
私はステアリングを「SimuCube1」を使用して
楽しんでいますが、ペダルは上記で説明した
基盤とMODを使用して楽しんでいます。
今考えても「G27」のコストパフォーマンスと
時代の流れが生み出したアフターパーツには頭が下がります。
最近シム界隈ではロードセルという感圧式のペダルが主に主流になっています。
感圧式にするMODもありますが、今回は割愛させていただきました。
理由は感圧式にすると他社製品の上位互換ペダルが
買えてしまう価格帯に入ってしまうからです。
私も主流の感圧式にしようか迷っていますが
シム界隈で王道の商品が5万円以上で中には
10万円以上となってしまうとそう簡単には
買い替えができないというのもあります。
また、5万円を軽々超えたり、10万円が見えると
ずっとほしいペダルを買うほうが後悔がないと思っているので
現在も多くもMODやアフター商品を活用して
買いたいペダル
「RealGear GTpro1-S Triple Overhung」のために
今はこのままで行きたいと考えています。
ちなみにこれです。
関税と送料考えると15万円位になります笑
ちなみに、レースシム王道となってきているペダルがこちらです。
Heusinkveld Sim Pedals Sprint
レビューはできませんがすごく評判が良いです。
でも私は買いたいペダルを購入できるように
今の環境で楽しみます!
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